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グリーン水素製造に適したフッ素系イオン交換膜FORBLUETM Sシリーズ
新規製造設備の起工式を実施

09/04/2024

AGCは、本年1月30日に外発した グリーン水素※1製造に適したフッ素系イオン交換膜FORBLUETM Sシリーズの製造設備新設に向けて、AGCの北九州事業所敷地内で起工式を行い、プラント新設に着手しました。


当社は、世界的に急拡大するグリーン水素需要に対応するため、独自の高機能フッ素ポリマーを原料としたPEM型水電解装置向けフッ素系イオン交換膜FORBLUETM Sシリーズの量産設備の新設を決定。稼働開始は 2026 年 6 月を予定しております。本プラント新設は、2002 年に重曹生産を中止して以来、北九州市で 24 年振りとなる化学品プラント操業にあたり、千葉工場、鹿島工場に次ぐ第三の国内化学品拠点としての再スタートとなります。


AGCグループは、長期経営戦略「2030 年のありたい姿」において、独自の素材・ソリューションの提供を通じて、サステナブルな社会の実現に貢献することを掲げています。 当社はグリーン水素製造に適した高性能なイオン交換膜の提供を通じ、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していきます。

起工式の様子(写真中央:化学品カンパニー生産本部長 上田 泰之)

<注釈>
*1 再生可能エネルギーを用い、製造工程においてもCO2を排出せずにつくられた水素(出展:経産省資源エネルギー庁HP)

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