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みんなのフッ素講座

第4話 タワーはお好き?

しかし想像もつかない隠れたところにAGCのフッ素は使われているのですね。
そうですね。もちろん隠れていないところにもたくさん使われていますよ。
隠れていないところ…例えばどんなところですか?
ズバリ東京スカイツリー®*です。東京スカイツリーにはAGCのフッ素樹脂を使用した塗料が使用されています。
へえ、東京スカイツリーの塗料にフッ素が使われているのか…ってどういうことですか?
フッ素は耐候性(耐紫外線性)が強いと言いましたよね。ポイントはそこです。
うーん…そもそも耐候性ってどういうことですか?
塗料というのは、太陽からの紫外線や雨風にさらされることで段々崩れてきたりします。お家だって塗り替えをしますよね? 耐候性はいかに外部からの影響を受けないかを示すものです。
なるほど。
フッ素が入っていない塗料では数年で塗料が劣化してしまうことがありますが、フッ素塗料では30年以上もつ実績もあるんですよ!
そうですか! それを支えるのがフッ素の耐候性であると。
東京スカイツリーのように高いタワーは何度も塗り直したり出来ないわけだから、一度塗れば外観が長持ちするフッ素系の塗料を使うのが正解、ということです。
それは長い目で見たときに塗り直しコストや環境負荷の観点で断然有利、とも言えますよね?
まさにその通りです! 私たちAGCが目指す「安全、安心、快適で、環境に優しい世の中」をフッ素が実現している良い一例です。
ちなみに僕の家の塗り替えもこのフッ素塗料でできるのですか?
もちろんです! タワーだけでなく個々の家の塗り替えにもフッ素塗料は広く使われていますよ!

*「東京スカイツリー®」は東武鉄道・東武タワースカイツリーの登録商標です。

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第4話 「シャカシャカとサクサク」へ続く