課題解決事例

長年使用してきたAK-225が2019年末で購入できなくなってしまった・・・
代替溶剤のさまざまな課題を解決した、新リリースのフッ素系溶剤の実力とは?

金属部品メーカーH社
製造部

解決

解決のポイント

  • 代替品としてリリースされたAS-300は、洗浄力はAK-225と同等

  • 沸点もAK-225と同じ54℃で、売り込みがあった溶剤より効率的に使える

  • 許容濃度が250ppmとAK-225の100ppmを大きく上回り、安全性の高いと評価

  • 洗浄工程の変更なく、洗浄設備をそのまま使えるため、投資を抑えられた

洗浄力、沸点、許容濃度、安全のすべての条件を満たした、代替洗浄剤を見つけた!

悩んだT氏は、以前も情報収集をしたことがあるAK-225のメーカーAGCにあらためて相談してみた。すると、代替品としてAMOLEA AS-300(以下、AS-300)の提案を受けた。AK-225と同じように使用可能な製品としてリリースされた製品であった。

早速担当者からサンプルをもらい、評価をおこなったT氏は、このスペックに驚いた。

「洗浄力(kb値)はAK-225と同等なうえに、心配していた沸点もAK-225と同じ54℃と売り込みがあった製品より高く、効率的に使える点は大きかったです。それに加え、許容濃度が250ppmとAK-225の100ppmを大きく上回り、安全性の高い製品であることが、採用を後押ししてくれました」(T氏)

AS-300は、AK-225と同じく有機溶剤予防規則非該当のフッ素系溶剤のため、洗浄工程の変更なく、洗浄設備をそのまま使え、投資を抑えられた。

その結果、スペックはもとより、総合的に見て地球環境の負荷が低く、より安全性が高いとAS-300を評価。AGCからの提案・推奨もあり、既存装置のまま後継溶剤としてAS-300を使用することが決定。H社は全面切り替えに踏み切った。

この課題を解決したソリューション

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