液体塩素

食塩水を電気分解して得た塩素ガスを液化したもので酸化力が強く、酸化剤、漂白剤、殺菌剤や各種塩化物の原料となります。
きわめて毒性の強く、高圧ガス保安法、毒物劇物取締法、労働安全衛生法やその他の法律で規制があり取扱いには十分注意・配慮が必要です。
AGCは日本、インドネシア、タイに生産拠点を持っています。

この気体は空気より重たく、地面あるいは床に沿って移動することがあります。
吸入すると咳きが出て、呼吸困難となり、死亡することがあります。

一般名：塩素
化学式：Cl₂

（反応）　NaCl　+　H₂O　→　NaOH _{苛性ソーダ}　 +　1/2H_{2 水素}　+　1/2Cl_{2 塩素}

（反応）　KCl　+　H₂O　→　KOH _苛性カリ　+　1/2H_{2 水素}　+　1/2Cl_{2 塩素}

化審法番号　対象外
安衛法番号　対象外
CAS NO　　　7782-50-5

水道殺菌、紙パルプ工業、化学工業用　など

高圧ガスタンクローリー

製品規格を取得する場合は、以下を選択ください。
液体塩素品質規格（一般工業用） （PDFファイル　71KB）

取り扱いについてはSDSをご参照ください。
水との反応で塩酸を生成し、鉄など大部分の金属を腐食させます。
塩素自体に可燃性はありませんが、多くの金属は少しの加熱により塩素中で激しく燃えます。
また、金属チタンの細片は乾燥塩素中で着火します。
保護具については、SDSに記載された適切な保護具をご使用ください。

千葉工場
鹿島工場

アニョール工場

パパデン-1工場

※細かい製品情報はSDSをご覧下さい。