課題解決事例

配管洗浄にも環境規制の波が・・・
環境規制対策と作業性改善の両立を実現した洗浄剤とは

洗浄装置メーカーR社
開発部門

解決

解決のポイント

  • AMOLEA® 1224ydは、各種法規制に非該当であるため、HCFCの入手が困難という問題を払拭できる製品である

  • 地球温暖化係数は1未満のため、環境負荷の低い洗浄が可能

  • 沸点15℃というフッ素媒体特有の速乾性をもつため、作業スピードがUP(ワンパス洗浄比)

AGC「AMOLEA® 1224yd」は洗浄剤の優等生だった!環境対策もバッチリで採用を決定

R社の開発部は、次世代フッ素媒体であるHFO類のAMOLEA® 1224ydに着目しました。

「従来用途は、大型冷凍機の冷媒が主用途であった製品でしたが、洗浄剤としての活用方法について詳しく聞いたところ、洗浄剤として求められる項目(溶解性・安全性・法規制非該当等)を高い水準で満たしている事がわかりました」(T氏)

フロン排出抑制法には非該当のため、破壊が不要という点も採用を決めたポイントでした。

沸点15℃の特徴を活かし、作業時間の短縮、現場にて繰り返しの液再生を実現

「AMOLEA® 1224ydは、沸点15℃というフッ素媒体特有の速乾性をもつため、作業現場での配管内に冷媒が液溜まりすることがなく、繰り返して洗浄剤をリサイクルする事が可能です。環境負荷の低減と洗浄現場での作業スピード改善の両立ができ、洗浄装置に強い付加価値をつけられたことも魅力的でした」(T氏)

R社は洗浄剤を「AMOLEA® 1224yd」とした製品リニューアルを実施し、その結果、環境負荷と作業性が大幅に改善された洗浄サービスを実現できると、ユーザーから引き合いが相次いでいます。

この課題を解決したソリューション

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