課題解決事例

加湿したガスのコンタミがひどく、歩留まり率の悪化やライン停止の危険性が・・・
フッ素膜を使用した膜式加湿器の採用で、山積みの課題が一気に解決!

製造業B社
技術部

解決

解決のポイント

  • FORBLUE「サンセップ®」のガス加湿器は、水蒸気選択透過性と耐腐食性に優れた「膜式加湿器」

  • 水と触れさせずにガスを加湿できるため、純水中の異物や雑菌によるコンタミがゼロ

  • 幅広い対応流量と対応温度を兼ね備え、応答性が良く、経験実績に関係なく誰でも容易に温湿度コントロールが可能

  • AGCエンジニアリングからのアドバイスやサービス&サポートも充実

バブリング、ミスト方式で解決できなかったコンタミ問題を解決できた「膜式」とは?

情報収集を進めていたT氏は、取引先からAGCエンジアリングのFORBLUE「サンセップ®」の評判を聞きつけます。すぐに問い合わせて、後日、詳しい話を聞くことにしました。
B社を訪れた、AGCエンジニアリングの担当者の話では、サンセップ®はAGC化学品カンパニーが開発した、フッ素樹脂を使用した膜式加湿器。純国産で高品質なこの膜は、水蒸気選択透過性や耐腐食性に優れていたのです。

「今回の課題解決にピッタリです。従来は難しかった、水と触れないガスの加湿が膜式のサンセップ®なら可能です。純水中に異物や雑菌が存在してもガスへの混入はなく、コンタミゼロの加湿が可能になります。また、水蒸気選択透過性の高い膜を使っているため、バブリングと比べて少ない水量での加湿が可能な点も、効率的ですね」(T氏)

そのほかにも、数ml/minから1m3/minまで幅広い対応流量と対応温度を兼ね備えていました。また、応答性が良く、経験実績に関係なく誰でも容易に温湿度コントロールが可能。そのうえ、AGCエンジニアリングからのアドバイスやサービス&サポートも充実していることから、導入してからすぐに活用できることも期待できました。

T氏たちは早速、提供されたサンプル品を自社の純水ラインに接続して評価を行いました。結果は上々で、説明通り膜を介して加湿するため異物・雑菌の混入は無くなり、コンタミによる製品の品質低下や歩留まり悪化の心配は払しょくされたのです。湿度コントロールも容易になり、メンバー誰もが行えるようになりました。

この結果を受け、B社では膜式加湿器のサンセップ®に切りかえることが決定。現在も順調に稼働しています。

お問い合わせ・資料請求 ※AGCエンジニアリング株式会社のサイトにリンクします

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