課題解決事例

需要増で新ライン増設も「洗浄剤」の保有量が消防法規定をオーバー・・・
必要量をしっかりストック!洗浄力や事故リスクへの不安も払拭できたわけ

工作機械メーカーT社
製造技術部

解決

解決のポイント

  • フッ素系の「AMOLEA® AS-300」なら消防法の規制を受けず保有量超過の心配がない

  • 不燃性なので防爆対策や安全管理の手間が不要

  • 洗浄力が高いうえ、作業者の体調、環境配慮などの面で安心

  • 洗浄後の乾燥時間が短く済み、タクトタイムの短縮や省エネに貢献できる

不燃性のフッ素系溶剤「AMOLEA® AS-300」なら、保有量に消防法の規制を受けず事故リスクもない

情報収集を続けるM氏は、「洗浄剤 不燃 精密部品」でウェブ検索をしたところ、フッ素系洗浄溶剤「AMOLEA® AS-300」の情報を見つけた。不燃性であるという記述にひかれて、メーカーのAGCに早速問い合わせをし、詳しく紹介を受けることになった。
AGCの担当者によると、フッ素系洗浄溶剤は不燃性なので消防法の規制対象外で、有機溶剤中毒予防規則(有機則)も非該当ということだった。そのため、ラインを増設して洗浄剤の必要分量が増えても問題なく保管しておくことができるうえ、防爆への対策や管理に手間をかける必要がなくなるということであった。

洗浄力が高く、作業者の安全面にも配慮されているうえに、乾燥時間が格段に短かった!

また、AGCから提供されたサンプルを使って現行ラインでの評価を行なったところ、現場スタッフたちもその実力に納得する結果となった。

「フッ素系洗浄溶剤については、洗浄力があまり強くないというイメージがあり、現場ではあまり歓迎されませんでした。しかし、AS-300を使ってみたら、炭化水素系と同等レベルの高い洗浄力に驚きました」(M氏)

また、有機則非該当で許容濃度250ppmと作業者の安全面にも配慮されており、地球温暖化係数が1未満と環境配慮も充分で、あらゆる面で「安心」な洗浄剤であることもわかった。
さらに生産性の面でもメリットがあった。「AMOLEA® AS-300」では炭化水素系に比べ、洗浄後の乾燥時間が格段に短く済むため、タクトタイムの短縮に貢献できた。また、乾燥炉が不要になるので、消費電力の削減による省エネ効果も臨めた。

検討を重ねた結果、メリットが多さや現在の課題解決につながることがわかったT社では、新ラインの稼働開始に合わせて、「AMOLEA® AS-300」に全面切り替えることを正式に決定した。

この課題を解決したソリューション

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