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みんなのフッ素講座

第5話 シャカシャカとサクサク

あれ、外は雨が降ってきたようですね。こんな時のためにウィンドブレーカーを、と。
そうだオガワさん、ウィンドブレーカーにもフッ素が使われているってご存知ですか? ウィンドブレーカーにはフッ素系の撥水剤が処理されていて、雨をパラパラと弾いてくれるものがあります。
シャカシャカしたウェアは全部水を弾いてくれそうな気がしますが。
いえ、水を弾いてくれるのはフッ素のおかげです。フッ素がないとシャカシャカ素材でもすぐ濡れてしまいますよ!
ウィンドブレーカーにどうやってフッ素を処理するのですか?
あなたのその紺色の生地。生地を染めた後、フッ素撥水剤の液体に生地を通して乾燥させると撥水処理の完成です。
そうなのか! 何となく撥水スプレーでシューシューかけているイメージでした。あ、ちょっとすいません。
どうしました?
今日急いできたのでご飯をまだ食べていませんでした。さっき買ってきたハンバーガーを頂きます。(ムシャムシャ)
そうそう、ファストフードを包む紙、これにもフッ素の耐油紙(油が染み込まないよう処理された紙)が使われていますよ。
え、そこにもフッ素が?
フッ素の耐油紙は高い安全性はもちろん、油に対する耐性や通気性の良さが売りなんです。紙にフィルムを貼った耐油紙だと通気性が悪くなるので、食べ物がべちゃべちゃになることがあります。
どおりでいつもポテトもアップルパイもチキンナゲットもサクッと感がキープされているわけだ!
AGCのフッ素は撥水加工や耐油加工にまで使われています。この引き出しの多さ、驚きでしょ!
奥が深いですね!

関連製品:AsahiGuard E-SERIES™

第1話 「ドアを開けると…」へ続く