クロール・アルカリ事業

クロール・アルカリ事業

塩の電気分解により製造される苛性ソーダや塩素を中心とするクロール・アルカリ製品群を提供しています。各種化学製品の基礎原料のほか各産業面でも幅広く使用され、私たちの生活とも密接に関連しています。

東南アジアで苛性ソーダ市場No.1メーカー
日本国内で高いシェアを有しているだけでなく、1960年代にタイ、1980年代にはインドネシアで電解工場を稼働させるなど、早期に国際展開を進め、現在は東南アジアにおける苛性ソーダNo.1メーカーとして高いプレゼンスを確立しています。更に、近年の東南アジア市場の需要拡大に対応し、インドネシアでの能力増強を進め、また2014年には現地の有力な塩ビメーカーを傘下に収めてベトナムにも進出しました。
世界トップレベルのクリーンで環境に優しい電解プロセス
当社は自社で開発したフッ素系イオン交換膜「フレミオン®」を使用したイオン交換膜法で、苛性ソーダ・塩素を製造しています。イオン交換膜法は、従来の水銀法やアスベストを使用する隔膜法と比べ、有害物質を使用しないだけでなく、消費エネルギーを抑えた、世界トップレベルのクリーンで環境に優しい電解プロセスです。
生活を支える基幹製品を提供
塩水を電気分解して得られる苛性ソーダと塩素は化学産業の基礎製品であり、多くの化学製品の原料などに使われています。苛性ソーダと塩素から製造される次亜塩素酸ソーダは、社会を支える重要インフラの一つである上下水道の殺菌剤として使用されています。また苛性ソーダを原料として製造される重曹は、主に人工透析剤などの医薬品、膨張剤などの食品添加物、入浴剤の原料として、私たちの生活の身近な場面で使用されています。

クロール・アルカリ事業の製品